当事者・家族ブログ
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カウンセリング
うつ病の精神保健福祉士
精神障害,発達障害 / 当事者
ここ最近色々あって、希死念慮が増強。薬も増えたけれど、わたしの希死念慮は薬だけではどうにもならないらしい。なので、カウンセリングを受けることになった。
紹介いただいたのはかかりつけメンクリのカウンセリング。だが予約はだいぶ先。待っている間、興味本位で独立型のとある事業所のカウンセリングを受けてみた。
一応、精神科病院で相談員をしているので、現病歴や困っていること(治療課題)を紙にまとめてお渡しした。
インテークだったからかもだけど、終始傾聴で終わり。しかも「貴方の悩みは誰しもが抱きうるありふれた悩み」と言われて落胆。50分ほど語り、「ちかれた〜」って感じ。わたしの場合、言語化する能力には長けているけれど処理速度が遅いので、下手に言語化しちゃうと反芻しやすい。モヤモヤしたし、夜は変な夢見てうなされました。1万をドブに捨てた。最悪。
そして先日、ようやくかかりつけメンクリのカウンセリングを受けることができた。しかも先述のカウンセリングと比べて半額近い。素晴らしい。同じく治療課題をお伝えすると、わたしの場合、トラウマインフォームドケアと認知行動療法の両輪でやっていくのが望ましいのではないか、とのこと。ちゃんと心理療法って感じ。似たようなことだけど、「貴方の感情はある意味正当な怒り」と言われて、しっくりきた。しかも、セッションの最後には「閉じる作業」をするので、終わったあともスッキリ。
「閉じる作業」とはコンテインメント。嫌なことを自分から切り離して瓶に入れ、布で包んで箱に入れ、鍵付きロッカーに入れるイメージ。わたしの場合、嫌なことも内容によって姿形が違う。職場のことはスライム。高校時代のことは発酵したパン生地。家族のことは白色粘稠痰。そして瓶だけでなく、ジップロックやゴミ袋に入れて、大きな風呂敷で包む。それを段ボールに詰めて、鍵付きのロッカーに置き、さらにトランクルームのシャッターを閉じ、南京錠をかける。そして優しく声をかける。声のかけ方は人それぞれだけど、わたしの場合は「ごめんやけどメモリ食うから容量オーバーしそう。いったん外付けHDDにして距離置かせてほしい。バイバイ、またね」と。
どちらが良いか悪いかではないけれど、人それぞれ、セラピストとの相性があるみたい。
コメント
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「うつ病の精神保健福祉士」にお越しいただき誠にありがとうございます。 当事者精神保健福祉士としての目線で、思ったこと、感じたこと、考えたこと、ぼちぼちと投稿していけたらな、と思っ…